一般社団法人老人病研究会 韓景献式三焦の鍼法による認知症Gold-QPD育成事業 Gerontology Research Association Japan

H30.9.9
第11回WE-MEZ終了(未病大全・がん)
http://tcm-kampo.com/news.php
H30.6.17
第10回WE-MEZ終了(未病大全・メンタル疾患)
H30.4.9
第11期 Gold-QPD 鍼灸師育成講座開催のお知らせを掲載
H30.4.9
第11期 Gold-QPD 鍼灸師育成講座 公開講座セミナー開催のお知らせを掲載
H29.8.8
第10期 Gold-QPD 鍼灸師育成講座開催のお知らせを掲載
H29.8.8
第10期 Gold-QPD 鍼灸師育成講座 公開講座セミナー開催のお知らせを掲載
H29.2.10
2016年東西融合医療セミナー開催記録を掲載。
H29.2.10
2016年第5回共催公開講座報告(2016年12月3日開催)を掲載。
H28.12.8
第8回認知症Gold-QPD育成講座ブロンズコース開催報告を掲載。
H28.12.8
第8回認知症Gold-QPD育成講座一般有料公開講座開催報告を掲載。
H28.12.8
第8回認知症Gold-QPD育成講座シルバーコース開催報告を掲載。
H28.11.17
2016年第5回共催公開講座案内(2016年12月3日開催予定)を掲載。
H28.11.17
2016年第4回共催公開講座報告(2016年10月22日開催)を掲載。
H28.11.17
2016年第4回共催公開講座案内(2016年10月22日開催)を事後掲載。
H28.9.1
2016年第3回共催公開講座報告(2016年8月13日開催)を掲載。
H27.8.18 
老人病研究会年報 No.37 【2016年】を掲載いたしました。
H28.7.14
2016年第3回共催公開講座案内(2016年8月13日開催予定)を掲載。
H28.7.14
2016年第2回共催公開講座報告を掲載。
H28.6.10
第8期 Gold-QPD 鍼灸師育成講座開催のお知らせ掲載。
H28.6.9
「老人病研究会60年のあゆみ」を掲載。
H28.6.9
2016年第2回共催公開講座案内(2016年6月18日開催)を掲載。
H28.6.9
2016年第1回共催公開講座報告を掲載。
H28.4.14
第7回認知症Gold-QPD育成講座シルバーコース開催報告を掲載しました。
H28.4.14
「2016年第1回共催公開講座案内」を掲載しました。
H28.2.11
第25回健康の集い「中高年の目の病気・トラブル」開催報告を掲載。
H28.2.11
第7回認知症Gold-QPD育成講座ブロンズコース開催報告を掲載しました。
H28.2.11
第7回認知症Gold-QPD育成講座の初日一般有料公開講座開催報告を掲載しました。
H27.8.4 
認知症Gold-QPDニュース No.39を掲載。
H27.8.4 
第24回健康の集い「高齢者の救命医療で大切なこと」開催報告を掲載。
H27.8.4 
老人病研究会年報 No.36 【2014年】を掲載いたしました。
H27.8.4 
老人病研究会年報 No.35 【2013年】を掲載いたしました。
H27.06.18 
認知症公開講座セミナー(第7期 認知症G-QPD育成講座一般公開部門)ご案内チラシ掲載
H27.06.11 
第7期 認知症G-QPD育成講座開催のご案内チラシ掲載
H27.6.9 
老人病研究会年報 No.37 【2015年】を掲載いたしました。
H27.6.8 
第24回健康の集い 「高齢者の救命医療で大切なこと」を平成27年7月12日(日)に開催します。
H27.3.5 
認知症Gold-QPDニュース No.38を掲載。
H27.3.5 
第23回健康の集い 「高齢者の排尿トラブル」開催報告を掲載。
H27.1.15 
第23回健康の集い 「高齢者の排尿トラブル」を平成27年2月15日(日)に開催します。
H27.1.10
第6回認知症Gold-QPD育成講座ブロンズコース開催報告を掲載しました。
H27.1.10 
第6回認知症Gold-QPD育成講座シルバーコース開催報告を掲載しました。
H27.1.10 
第6回認知症Gold-QPD育成講座の初日一般有料公開講座開催報告を掲載しました。
H26.12.18
市民公開講座「第22回健康の集い」開催報告を掲載しました。
H26.10.17
第2回認知症市民公開講座を平成26年10月5日(日)開催報告掲載。
H26.09.24
第2回認知症市民公開講座を平成26年10月5日(日)に開催します。
H26.09.24 
第6回認知症G-QPD育成講座 & 公開講座セミナー開催のご案内チラシ掲載
H26.07.3 
一般公開講座認知症シリーズ第1回開催報告を掲載しました
H26.07.3 
市民公開講座「第21回健康の集い」開催報告を掲載しました
H26.4.12
認知症シリーズ公開講座 第1回 を平成26年6月8日(日)に開催します。
H26.4.12
市民公開講座「第21回健康の集い」を平成26年5月31日(土)に開催します。
H26.02.19 
第6回認知症G-QPD育成講座 & 公開講座セミナー開催のお知らせ
H26.02.05 
第20回健康の集い開催報告
H26.1.17
市民公開講座「第21回健康の集い」を平成26年2月15日(土)に開催します。
H25.11.27
認知症Gold-QPDニュース No.33~37 一挙追加
H25.10.28
新日程による第5回認知症G-QPD育成講座・特別講演(公開講座)開催のお知らせ
H25.09.11 
市民公開講座「第20回健康の集い」を平成25年11月9日(土)に開催します。
H25.07.31 
第5回認知症G-QPD育成講座・特別講演(公開講座)開催のお知らせ
H25.06.27 
認知症Gold-QPDニュース No.32 追加
H25.06.12 
認知症Gold-QPDニュース No.31 ブロンズコース日程変更のお知らせ
H25.06.12 
認知症Gold-QPDニュース No.30 追加
H25.06.12 
認知症Gold-QPDニュース No.29 追加
H25.05.31
認知症Gold-QPDニュース No.28 追加
H25.05.31
市民公開講座「第19回健康の集い」を平成25年6月22日(土)に開催します。
H25.04.01
法人名変更のお知らせ
H25.03.19
NewsLetter No.27 追加
H25.02.28
第18回健康の集い開催報告
H25.02.22
NewsLetter No.25, 26 追加
H25.02.20
NewsLetter No.23, 24 追加
H25.02.09 公開講座開催
第18回健康の集い「今からでも間に合う 健康長寿のための食事と生活習慣」を開催します。
H25.01.09
NewsLetter No.22 追加
H25.01.06
NewsLetter No.21 追加
H25.01.06
NewsLetter No.20 追加
H24.12.20
第4回認知症G-QPD育成講座・公開講座セミナー開催のお知らせ
H24/12/15
NewsLetter No.19 追加
H24.12.11
NewsLetter No.18 追加
H24.12.01
NewsLetter No.17 追加
H24.11.10
NewsLetter No.16 追加
H24.11.01
NewsLetter No.15 追加
H24.10.10
NewsLetter No.13, 14 追加
H24.10.10
公開講座 第17回健康の集い「東洋医学による認知症の予防と改善」

社団法人老人病研究会の事業活動

■ 認知症Gold-QPD育成講座(Gold-Cupid)

ギリシャ・ローマ神話のキューピッドが放つ黄金の矢。 この黄金の矢を鍼にかえて、認知症や不定愁訴で悩む高齢者を治療し、恋に燃え上がらせるほど元気な姿に変えるのが目標である。

認知症Gold-QPD育成講座は〔三焦鍼法のトータル・マスタースクール〕です。

認知症予防、周辺症状緩和、メンタル疾患やフレイル治療に実力を発揮する刺鍼法です。

第11回Gold-QPD鍼灸師育成講座受講生募集中!
Gold-QPD鍼灸師育成講座について、詳しくはこちらをご覧ください。

文部科学省委託事業・継続事業・認定講座
Gold-QPD受講希望者へ重要なお知らせ

新着情報

育成講座受講申込み

公開講座セミナー申込み

■ 老人病研究会年報

老人病研究会年報(PDF版)ならびに老人病研究会関連資料をご覧いただけます。〔一覧ページへ〕

老人病研究会年報 No.40 (2018年版)を掲載いたしました。

「老人病研究会60年のあゆみpdf をアップしました。

■ 健康の集い

健康の集い

■ よろず相談

加齢と脳神経のお話し」、「循環器のお話し」をご覧いただけます。

認知症Gold-QPD育成講座

Gold-QPDは文科省の助成によりまとめられた本邦初の認知症関連講座です。
(1)文科省戦略的基盤・社会連携研究事業「認知症街ぐるみ支援事業」(2007~2012)
(2)文科省委託事業「若手人材育成事業」(2013~2015)
(3)事前自宅学習制度〔Gold-QPDmooc〕導入によりネット自宅学習(予習)が可能。

東西融合医療セミナー(WE-MEZ):(社団東京支部担当)

(1)WE-MEZとはWest-east medicine seminarで社団・東京支部が年4回開催中です。
(2)身近な悩みを早めに察知し、鍼灸と漢方で予防しかつ治療するための懇談会です。
(3)高齢者診療は、中医学漢方と鍼灸を加えた総合セット診療が理想です。
  ( http://tcm-kampo.com/news.php)。

医師から見た鍼灸と漢方:(品川荏原ライフケアクリニック院長黒川胤臣)

第2回:外科医としての体験談外科医としての体験談

漢方や鍼灸を外科で利用出来ることはあるのか?
という疑問をもたれても仕方がない。外科医は手術が上手であればそれでよいと思われているからである。以上のように未だに理解されにくいのが現状であるが、実際には利用できる状況は豊富にあることは意外と知られていない。

経穴経絡療法は未病期・急性期・慢性期・終末期などいずれの時期にも利用できることや、ほとんどの病態において、程度が軽症から重症までのどのような程度でもそれなりに調整して対応できる。即効性があるので、外科系では比較的急性期に利用できる。さらに、経口治療や注射治療ができない状況でも利用できるので、大変利便性と安全性の高い手技である。しかしながら、経穴経絡を理解していなければならないので、多少の経験が必要である。

以下は外科領域で体験して、現代医療の補助療法として東洋医学の有効性を 確認してきた経験例である。  
1) 手術前後の検査や症状の治療対策の補助
内視鏡などの検査・治療による苦痛緩和補助。

2) 術前後合併症の予防・治療対策の補助
麻酔の後遺症:覚醒不良、咽喉頭部違和感、頭痛、呼吸機能障害
感染症:全身的・局所的予防治療補助
肝機能・腎機能・心機能・肺機能

3) 手術前後の薬物療法の副作用対策の補助
抗癌剤副作用:消化器症状、末梢神経症状
抗生剤:薬剤耐性抑制

4) 術後消炎鎮痛対策の補助
術創・創部周辺疼痛コントロール

5) 創傷治癒促進対策の補助
創傷周辺知覚障害

6) 放射線療法による副作用対策の補助
照射部位皮膚障害

7) 術後の後療法・リハビリテーションの補助
消化管機能障害
四肢運動機能障害
リンパ行性浮腫障害
末梢血行障害

第1回:鍼灸・漢方に対する個人的見解とその対応
防衛医科大学校 外科I 黒川胤臣(品川荏原ライフケアクリニック院長)
 
川並会長の質問に対する回答
*いつ頃漢方と鍼灸に遭遇し、意識するようになりましたか?
回答:1980年頃大学病院で漢方薬が未だ採用されてない頃、漢方薬のMR(外交員)が抗癌剤副作用の食欲不振対策に十全大補湯を5名だけ使用してみてくれということで投与しました。その結果、全例が良好または大変良好だったのです。漢方薬の利用は私自身初体験だったのでこの効果に驚きました。その当時、漢方が抗癌剤副作用に使用された報告や文献はほとんどありませんでした。MRもこの結果に驚き、大変喜んだのを覚えています。東洋医学は無視できないと感じ、鍼灸も検討してみようと思いました。両親を実験台にトレーニングした結果、それなりの効果が認められたので利用する決意を固めました。

*漢方と鍼灸を現実に手掛けるようになった切っ掛けは何でしたか?
回答:以前から各種の疼痛に神経ブロックやトリガーポイントブロックを利用してペインコントロールをしていました。鍼灸の経穴経絡は解剖学的に神経の走行と関係がある部分が多いので、経穴経絡を利用しようと考えて、両親の疼痛や種々の症状に鍼療法のみで対応するトレーニングを施行したのです。

*周りの同僚医師の反応は如何でしたか?
  回答:同僚の医師には鍼療法を施行していることも、見せることもしませんでした。

*患者さんからの反応は当初から良かったのでしょうか?
回答:大学病院で、受け持ち患者の同意を得て、鍼療法を施行し、当初から反応は概ね好評でした。反応の鈍い例もあったが、不具合な例は無かったです。

*西洋医学的の専門医として、鍼灸漢方医療との関係をどう調整しましたか?
回答:原則として、未病から緩和ケアまでの現代医学を補完する目的で利用しています。

(次回以降は、漢方と鍼灸に関する体験談を続けます。)

健康と病気とアメリカの鍼灸:(AIMC&UC Berkeley元講師 Koki-K)

第2回:Koki-Kの食物アレルギー

ヒッピー発祥の地
私が10年間生活していたアメリカ、カリフォルニア州バークレー市というところは、60年代のヒッピー発祥の地だと言われています。そのせいか街全体が不思議な雰囲気を醸し出していると私は感じていました。日本の都市にいる綺麗な格好をした人たちの中で生活していた私には何とも新鮮でした。鍼灸大学院の面接を受けるために渡米した際、スーツを着て行ったのですが、とても場違いな感じがしたのを今でも忘れられません。最初は人も街も雰囲気も含め”汚い”と思っていましたが、数年経つと自分を無理に着飾る必要がなく、逆に居心地が良くなっていました。

オーガニック食材
そんなヒッピーの街では食に対する意識が高く、週3日開催されるファーマーズマーケット(ほとんどオーガニック食材)はいつも賑わっていました。毎回鍼灸学校の校長を始め、同僚、生徒、友達、患者さんなど必ず誰かに出くわし、しばらく立ち話をするというのが決まりのパターンでした。そんな環境ではやはり普段から食に関する会話をよくしていました。特に患者さんからは食や栄養に関する質問は毎日のように聞かれていました。多くの人が食と健康(医食同源)に気づいている証拠だと思います。

隠れた食アレルギーの質問攻め
当然私も患者さんの質問に答えられるように勉強しました。その中で私が最も大事だと思ったことは、食物アレルギーでした。アレルギーと聞くと大げさに聞こえると思いますが、私を含め多くの人が隠れ食物アレルギーに気づいていないのです。なぜ気づきにくいかというと、この隠れ食物アレルギーはある特定の食べ物を食べてから症状が出るまでに時間がかかるからです。数時間後から長いと数日後に症状が出ます。なぜかわからないけど関節が痛い、気分が悪い、お腹の調子が悪い、皮膚が痒い等の症状が慢性的に続く方は隠れ食物アレルギーの可能性があります。

隠れ食アレルギーの見つけ方などは次回となります。楽しみにしていてください。 川並 弘樹 https://mihkokikawanami.wixsite.com/mysite

第1回:Koki-Kの自己紹介です
AIMC & University of California, Berkeley 元講師 川並 弘樹

はじめましてKoki-K(川並弘樹)と申します。
ほとんどの方が私のことをご存知ないと思いますので、まずは自己紹介です。

私はアメリカのワシントンDCというところで生まれました。2歳の時に日本へ引っ越したので、この頃のことは何も覚えていません。子供の頃は特にサッカーに夢中になり、忙しい毎日を過ごしました。サッカーに限らず運動神経はかなり行ける子供でした。サッカーで腰の怪我をしたことが鍼灸に関心を持つ機会となりました。

東洋医学と西洋医学の融合を掲げていた明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)に魅力を感じ、家族の元を離れ京都の園部町というところへ引っ越しました。大学の周りには何もなく、割と都会暮らしに慣れていた私には未知の世界でした。それまで経験したことのなかった田舎暮らし、海つりその他さまざまな趣味や写真を通し、人間は自然の一部であり自然が如何に大切であるかを意識するようになりました。

大学では現代鍼灸、特にトリガーポイント鍼治療に関心を持ち勉強しました。卒業後、病院や鍼灸治療院で働き、その後鍼灸に限らず何か新しいものに触れたいと考え、アメリカへ勉強に行きました。アメリカの鍼灸学校の授業にはとても驚かされました。授業中の質問や生徒たちの自己主張に度肝を抜かれたのです。授業は毎回ディスカッションで、試験ももちろん英語なので勉強はたいへん苦労しました。もしテストの問題の意味がわからなかったらまずいと思い、様々な質問を想定し、よく予習をしました。また明治鍼灸大学の頃は興味がなかった中医学(いわゆる漢方も含む)の勉強がメインでした。しかし今まで以上に深く学ぶことで、東洋医学がとても魅力的な医学だと気づくことができました。これは大きな収穫だったと言えます。

カリフォルニア州の東洋医学師の免許を取得後は、開業しつつ鍼灸大学院やカリフォルニア州立大学バークレー校で教鞭をとりました。今は妻、娘(5歳)と共に帰国し横浜で暮らしています。

今後、アメリカでの体験談やユニークな治療法などにつき少しばかり記載させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

Gold-QPDへの想いと提言

関田医院と三焦はり院により医鍼連携を推進中です
報告:橋口知光(三焦はり院)、半田真一(関田医院院長)

横浜市金沢区に位置する「関田医院」は半田院長が内科と漢方内科を開業しております。
その同じ建物の階上で橋口が「三焦はり院」の運営にあたっています。実は半田と橋口は第8回認知症Gold-QPD育成講座を卒業したGold-QPD同窓となります。

関田医院と三焦はり院は、同じ患者さんに対し必要に応じ二方向から治療を実施しています。三焦鍼法といえばまずは認知症対策法として頭に浮かびます。
高齢者の多いこの地域の外来には、歳によるもの忘れから認知症に悩む患者さんがよくみえます。
内科的診察に加えMRやPET (アミロイド沈着)などの検査を経て、認知症であると西洋医学的診断を下された患者さんに対しては、
自信をもって弁証論治に基づき三焦鍼法の刺鍼をしています。
三焦鍼法は本来ヒトの身体の上焦(肺、心)、中焦(胃、脾)そして下焦(腎、肝)の五臓を活性化して健康長寿を目指す刺鍼法です。
わけてもこの鍼はSPECTにより、海馬や大脳皮質の血流改善に大きな力を発揮することで知られるため、認知症の予防と周辺症状緩和に大きな力を発揮することで知られます。

私どもの特徴は、例えばアルツハイマー型認知症や前頭側頭型認知症の患者さんには頭頂部や前頭部、側頭部などの経穴を追加刺鍼します。
また、レビー小体型認知症のパーキンソン様症状には韓景献先生の唱える頭皮鍼震顫区の刺鍼を実施します。脳血管性認知症には、石学敏先生のいわゆる醒脳開竅法を加えるなど適宜加減を行って経過を観ます。それにより、三焦鍼法の効果は相乗的になるような気がします。
またさらに咳が出る、寝言が大きい、夜間動き回るなどの併発症状がある患者さんは、内科的診察に加え必要に応じ血液検査やレントゲン検査などでチェックすることになります。
そして呼吸器感染症には抗菌剤、不穏や不眠などの周辺症状には漢方薬や睡眠薬を投与することになります。

このように、日常診療でも西洋医学と東洋医学の連携を図ってより効果的な結果を得るよう努めております。健康長寿と認知症に対する三焦鍼法の適切な採用は、医鍼連携でより高い効果が得られるよう実践中です。

橋口知光

第11回WE-MEZにて発表
(中央:橋口 右端:半田)