公開講座:
日 程: 平成28年10月8日(土) 13:40~17:20
場 所: 日本医科大学同窓会 「橘桜会館」ホール
参加者: ブロンズコース参加者24名、一般参加者52名 計76名
来賓祝辞:
後藤修司先生(全日本鍼灸学会前会長・学校法人後藤学園理事長)
小林光俊先生(全国専修学校各種学校総連合会会長・学校法人敬心学園理事長)
演者とご来賓(左から、川並、韓景献、水上、坂本、小林、後藤の諸氏)
基調講演 1:認知症の漢方治療について
筑波大学大学院人間科学研究科 教授 水上勝義先生
(座長:日本東洋療法学校協会 会長 坂本渉先生)
水上先生は、認知症の漢方治療に関する第一人者。認知症の中核症状・周辺症状の改善に、最近多くの漢方薬の治療効果が発表されてきており、エビデンスとしても十分なものがあることをレビューされた。
演者 水上先生
座長 坂本先生
基調講演 2:認知症予防と治療の三焦療法
~韓景献教授の三焦鍼法の講義と実技デモンストレーション~
(中国脳神経鍼灸学会会長)
三焦療法に関する実験動物の基礎的報告及び脳血管後遺症やアルツハイマー病についての臨床報告を紹介された。次いで韓教授が自ら患者に鍼を打ち、捻転の実技をされた。見学者から多くの質問が寄せられ、ポイントを応答されました。
特別発言:
札幌における三焦鍼法の共同臨床研究についての結果について、今回Gold-QPD資格認定証を獲得した米村耕治氏と川上泰弘氏から報告がありました。
米村耕治氏
川上泰弘氏
交流会:演者と参加者の質疑応答のための交流会が持たれた。